4日、バスケットボールレバンガ北海道の小川嶺会長は、折茂武彦社長らとともに10月に迫る「Bリーグ」の開幕に向け、札幌市役所に挨拶に訪れました。

 レバンガ北海道 小川嶺 会長
「見に来ていただいて感動を届けられる自信がある」
「新アリーナもご支援を」

 札幌市 秋元克広 市長
「たぶん皆さんその話を聞きたいのでは」

 レバンガ北海道 小川嶺 会長
「(いま進捗はいかがですか)実は札幌以外からも声をいただいたり、今座組をつくっている最中ですので、引き続き変わらず取り組んでいる」

6月に就任した若き会長が打ち出したのは、札幌駅周辺での新アリーナ構想でした。

3ヘクタールの敷地に1万人以上を収容する施設を想定します。

レバンガ北海道 小川嶺 会長
「マチが新しく造られるくらいの規模を、レバンガとしてチャレンジしたい」

有力な候補地として取りざたされるのが…。

 JR北海道 綿貫泰之 社長
「小川会長に会いました。苗穂工場跡が有力な候補地という話もいただきました」

車両の整備などを担うJR北海道の苗穂工場です。

 敷地面積は約20ヘクタールに達します。

JR北海道は苗穂工場を全面移転するか、現地でリニューアルして用地を活用した開発事業に取り組む構想を掲げます。

JR北海道 綿貫泰之 社長
「スポーツチームが地域振興に果たす役割は非常に重要だ」

 JR北海道の綿貫社長は、苗穂工場の跡地利用について「大きな検討はしていない」としながら、アリーナ建設に協力する姿勢をにじませました。

4日、苗穂工場でのアリーナ構想について問われた小川会長は…。

 レバンガ北海道 小川嶺 会長
「そこで働く従業員の方もいるので簡単な問題ではない。札幌駅周辺では(苗穂工場跡地が)非常にいい場所。何かいい話できたら」

小川会長は「1年以内に建設予定地を示す」としていて今後もその動向から目が離せません。