大阪管区気象台は、熱帯低気圧がきょう3日午後9時までに台風となり、近畿地方にはあさって5日(金)の日中(午前9時~午後6時)に最接近する見込みだと発表しました。

 近畿地方では、暖かく湿った空気の影響で、台風接近前のあす4日(木)昼すぎから5日(金)にかけ、警報級の大雨となるおそれがあります。

 3日午後6時から4日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
▽近畿北部 50ミリ
▽近畿中部 80ミリ
▽近畿南部 100ミリ

 その後、4日午後6時から5日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
▽近畿北部 80ミリ
▽近畿中部 120ミリ
▽近畿南部 150ミリ
となっています。

 台風が予想進路より南寄り海上を進んだ場合はさらに発達する見込みで、降水量が増えたり風が強まったりする可能性があるということです。

 気象台は、近畿地方ではあす4日昼すぎから5日にかけ、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。

 また、強風やうねりを伴った高波、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意するよう呼びかけています。