3日に発表された帝国データバンクの情報によりますと、青森県つがる市の(株)鳴海建設は、8月29日に青森地裁五所川原支部へ自己破産を申請したということです。

以下、発表内容の詳細です。

(株)鳴海建設は、1958年(昭和33年)5月創業、80年(昭和55年) 2月に法人改組された土木工事業者で、公共事業を主体として、道路改良工事や送水管布設工事などの土木工事を中心に、とび・土工工事、舗装工事などを手がけていたといいます。

地域に根ざして長年の業歴を背景に、かつては安定的に年2億円内外の売上高を確保できていたということです。

しかし、近年は競争激化もあって売上高は減収傾向が顕著で、2024年5月期の年売上高は約9700万円にとどまり、収益も低迷が避けられず。

その後も業績の回復は難しいなか、 目先の資金繰りにメドをつけることができなくなり、事業継続を断念したということです。

負債は約9500万円とみられています。