大分県豊後大野市の中学校で、3日、防災学習が行われ、生徒たちが災害が起きた時に備えて炊き出しを体験しました。

この防災学習は日本赤十字社県支部が企画し、豊後大野市立犬飼中学校の全校生徒60人が参加しました。

学習会では、耐熱性に優れた「ハイゼックス」と呼ばれる袋を使い、米の炊き出しに挑戦しました。お米が炊きあがると、生徒たちはおにぎりにして試食し、非常時でも温かい食事を準備できる方法を学びました。

(生徒)「硬くておにぎりにちょうどよかった」「災害時は中学校が避難所になると思うので、みんなと助け合うことが大切だと思った」

このほか、生徒たちは地震や大雨災害が発生した際に、早めに避難することの重要性についても、理解を深めました。