自殺対策強化月間に合わせて、福島県いわき市で街頭キャンペーンが行われました。

県では、3月と9月を自殺対策強化月間にしていて、2日はいわき市の大型商業施設で街頭キャンペーンが行われました。キャンペーンでは、いわき市保健所の職員などが、自殺予防や心のケアの相談窓口への問い合わせが書かれたリーフレットなどを配りました。

いわき市では自殺者の数が2009年の115人をピークに減少したものの、東日本大震災を経て13年以降に再び増加に転じ、現在は年間60人前後が自殺で亡くなっています。

いわき市保健所・池津由紀さん「悩みがなかなか解決しない時には信頼できる誰かに相談すると解決することも多いので、周りの信頼できる方に相談してください」

いわき市のこころの相談窓口は、電話やSNSで相談を受け付けています。