新潟県の上越が誇るハスと雁木をヒントに、地域との共存を目指す新しい研究開発拠点が上越市に誕生しました。

『ARISAWA Innovation Center』は、上越市に本社を置く有沢製作所の新たな開発拠点で、2日は竣工式が行われました。

上越市の名物「ハス」と「雁木町家」からヒントを得て、工程から生じる排熱や冬には雪を地下にためて冷暖房に活用するなど、環境にも配慮しています。

有沢製作所 有沢悠太社長
「地域の方と一緒になって初めて、会社というものは一つの社会の公器として認められるのかなと」

パブリックスペースを設けて一部を地域住民に開放するほか、災害時の避難所の役割を担うなど地域との交流拠点としても期待されています。