長崎市に住む70代の男性が、SNSを通じて「AI予測」や「インサイダー情報」をうたう投資話を持ちかけられ、現金1200万円をだまし取られました。警察はSNSを使った詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは長崎市に住む70代の男性です。
警察によりますと男性はことし5月、投資の「AI診断」を提案するメールをきっかけに投資を学ぶLINEグループとつながりました。
その中で「インサイダー情報にもとづき、AIが上昇銘柄を予測する」などの儲け話を持ちかけられ指示されたアプリをインストールし、9回にわたり合計1200万円を振り込んでだまし取られたということです。
男性には過去に投資経験があり、利益の現金化を申し出た際、手数料千円を要求されたことから詐欺を疑って警察に相談し、事件が発覚したということです。
長崎県内で確認された【SNS型投資・ロマンス詐欺】は、ことし7月末までで87件、被害額はおよそ5億円に上っています。警察ではSNSで金の振り込みを指示されたら必ず詐欺を疑うよう呼びかけています。














