広島県福山市は「大阪・関西万博」のパビリオンの一つ「クラゲ館」の移築先に応募する考えを明らかにしました。
これは福山市の枝広直幹市長が定例会見で明らかにしたものです。
「いのちの遊び場 クラゲ館」は、数学研究者の中島さち子さんが監修したパビリオンです。10月に日本国際博覧会協会が移築先を公募し、11月に譲渡先が仮決定します。
移築に伴う運搬や再設計などは市の負担で、5億300万円かかる想定です。このうちおよそ3億2千万円は国の交付金などで対応でき、市の実質的な負担は1億8千万円だということです。
福山市 枝広直幹 市長
「未来館の企画展示・活動と合わせて、さまざまな活用を目指していきたい」
市は「クラゲ館」を、旧市体育館跡地に移築し、2029年度に開館予定の科学施設「子ども未来館」と一体的な活用を目指す方針です。














