運送会社「絶対にあきらめる気はない」
MBSは日本年金機構や吹田年金事務所に取材を申し込みましたが、「係争中の案件なので個別の対応はお断りする」と回答しました。
ただ、裁判所に提出した書面の中で日本年金機構は「職員が制度を知らず猶予の受付をしなかった」などとする村岡さんらの主張について争う姿勢を示しています。その上で…
(日本年金機構の準備書面)「原告シーガルから吹田事務所に対し、納付の猶予の申請書が提出された事実はない」
村岡さんは自分たちと同じように年金の徴収で追いつめられる企業が出ないようにするため、法廷で徹底的に争うといいます。
(村岡大典さん)「私ども会社のためももちろんありますが、弱者いじめを許してはいけないという思い。みんな泣き寝入りしていると思うんです。裁判費用が無いとか、やっても勝てないだろうとか。倒産してしまったらそんな力も無くなってしまいますので、私どもは絶対にあきらめる気はないです」