きのう、宮崎県日南市の踏切で、普通列車と軽乗用車が衝突し、軽乗用車を運転していた男性が死亡する事故がありました。
きょうは、国の運輸安全委員会が現地に入り、事故原因を調査しました。
きのう午前9時50分ごろ、日南市星倉にあるJR日南線の県営住宅踏切で、油津駅発宮崎駅行きの普通列車が軽乗用車と衝突。
軽乗用車を運転していた近くに住む田中直樹さん(66歳)が亡くなりました。
この事故を受けて、国の運輸安全委員会の調査官2人が現地に入り、事故原因を調査しました。
現場の踏切は警報機はあるものの遮断機がなく、軽乗用車はおよそ100メートル列車に引きずられていました。
(運輸安全委員会・鉄道事故調査官 高橋正樹主管)
「(遮断機のない)三種踏切、四種踏切は一般的には廃止するのが望ましいと言い方をしている」
調査はあすも行われます。