(竹内大樹アナウンサー)
「きょう(9月1日)は防災の日、新コーナーが始まります。防災士の資格を持つ前田さんです」
(前田唯アナウンサー)
「向こう30年以内に80%程度の確率で起こるとされている南海トラフ巨大地震。さらには洪水に台風にといつ私たちが災害に遭うか分かりません。そんな、もしもの時に備えてぜひ覚えておいていただきたいことがあります。ぜひそれをクイズで考えて、覚えましょう。防災クイズです」
「巨大地震が起きた際に、自宅の中でとっさに移動するとしたら、次のどちらがよいでしょうか。A.トイレの中、B.玄関。さぁ、皆さんはどちらだと思いますか?」
「正解はBの玄関でした」
なぜ玄関なのかというと…
「玄関は一般的に構造的に頑丈と言われています。また外にも避難しやすいので、比較的安全な場所とされています。かつては『地震の時にはトイレに逃げろ』と言われていましたが、それは間違い」
「タンクが割れて水が噴き出したり、地震の揺れでドアがゆがんで閉じ込められたりするリスクもあるんです。覚えておきましょう」
「なお玄関には日ごろから、物を多く置かない、ガラス飛散防止フィルムを貼る、家具を固定するなど心がけておきましょう」
RSKのホームページ「つながる防災の輪プロジェクト」では、このようなクイズのほか、命を守るためのさまざまな情報を掲載しています。是非一度、アクセスしてみてください。