前線と低気圧の影響で北日本は大雨に

31日現在、前線が華中から日本海にかけてのびています。この前線は9月1日朝までに沿海州付近で発生する低気圧が東北東進し、宗谷海峡付近を通過する見込みです。

1日には温暖前線が北海道地方を北上し、2日には寒冷前線が北日本を南下する予想です。また、2日夜にかけて上空約5500メートル付近に寒気を伴う気圧の谷が日本海中部から北部へ進む見込みです。

低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、北日本では1日から2日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となる所があります。北日本では1日から2日、東日本では2日は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒が必要です。また、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、強風にも注意が必要です。

9月2日午前9時の予想天気図　　気象庁