任期満了に伴う福島県いわき市の市長選挙が8月31日に告示され、現職や新人など3人が立候補し、7日間の選挙戦に入りました。

いわき市長選挙に立候補しているのは、届け出順に、現職で2期目を目指す内田広之さん、新人で元衆議院議員の宇佐美登さん、前のいわき市長の清水敏男さんの3人です。

現職の内田氏


内田広之候補「医療の充実、医師の確保、救急医療体制。そしてさらに強力な防災力、防災庁の誘致。これらを一生懸命、さらに皆さま方の応援をいただくことをお約束させていただきます」

新人の宇佐美氏



宇佐美登候補「最重要は命を守る政策を選ぶのか、命をもてあそぶような人を選ぶのか。津波の来る可能性のある小名浜のあの場所のサッカースタジアムについてははっきりとNOと申し上げます」

前職の清水氏

清水敏男候補「新しい工業団地、世界でも有数な企業をこの地に誘致して、東京、いわき、エフレイ、仙台と高速交通網で結ぼうではありませんか」

3人は前回4年前の市長選でも舌戦を繰り広げていて、内田市政の評価をはじめ、医療や防災、街づくりなどが争点となる見通しです。

いわき市長選挙は、9月7日(日)に投開票が行われます。