飯田市の果樹園で30日、農作業中に高さ3メートルの擁壁から転落し、心肺停止となっていた84歳の男性が搬送先の病院で死亡しました。

死亡したのは、飯田市大瀬木の84歳の男性です。

警察によりますと、30日午前11時半ごろ、自宅近くの果樹園で男性が倒れているのを家族が発見しました。

男性は、農業用の運搬車の荷台にわらを積んで移動をしていた際に、高さおよそ3メートルのコンクリートの擁壁から転落したとみられています。

男性は心肺停止の状態で飯田市内の病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて、大動脈損傷でおよそ1時間半後に死亡が確認されました。

警察は男性が農作業中に誤って転落したとみて詳しい状況を調べています。