望まない妊娠を防ぐための緊急避妊薬「ノルレボ」について、29日、厚生労働省の専門部会は処方箋なしで販売することを了承しました。今後、厚労大臣が承認すれば、緊急避妊薬としては国内初の市販薬となります。
「緊急避妊薬」は、性行為から72時間以内に服用することで妊娠を8割程度防ぐとされるものですが、現在、国内では医師の処方箋が必要です。
処方箋なしで販売できるかを調査するため、おととしから一部の薬局で試験販売が行われていますが、厚生労働省の専門部会は29日、緊急避妊薬「ノルレボ」について、処方箋なしでの販売を了承しました。
了承された案では、親の同意は不要で使用する年齢に制限はありませんが、薬剤師が対面で販売し、目の前で服用することを義務づける方針です。
販売方法については、一定の期間が経った後、厚生労働省で見直しについての議論を行うということです。
今後、福岡厚生労働大臣が承認すれば、緊急避妊薬としては国内初の市販薬となります。
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