幅広い施設に導入 通気性の課題も

遮熱シートは、工場や倉庫だけでなく、体育館や卓球場などのスポーツ施設のほか、スーパーのバックヤードなどにも設置されているということです。

導入が広がる遮熱シートですが、一方で課題も。シートを張ることで隙間がふさがれ、湿度が上がりやすくなることです。

熱中症のリスクは気温以上に、湿度に最も左右されるため石蔵商店では、湿度を下げる仕組みを組み込んだ新しいタイプを開発し、特許の申請をしているということです。

遮熱と同時に湿度も抑えられれば、さらに安心して働ける環境づくりにつながりそうです。