7月からの高温と雨の少ない状況によって、農作物の生育への影響などについて意見交換する緊急の会議が、盛岡市で行われました。

29日は岩手県とJA全農いわて、市町村の関係者など合わせて80人が集まり、農作物の生育状況や被害防止対策について意見を交換しました。
県内では7月からの高温と雨の少ない状況によって、一部の野菜の生育に影響が出ています。

JA全農いわてによりますと、ピーマンの身の一部が黒く変色したり、キャベツが小玉になったりするなどして、出荷数量の減少の原因になっているということです。
また、イネの生育については県内全体で目標値に達しているものの、奥州・金ケ崎地域の一部で渇水の影響が出ています。

(岩手県農林水産部 照井富也農政担当技官)
「現地の状況に合わせて各普及センターが指導している。そういうところを参考にしていただければ」

県は被害調査を行って結果を国へ報告し必要な対策を求める考えです。