新潟県上越市で29日午前、乗用車や自転車がイノシシと衝突する事故が3件連続で発生しました。

警察によりますと、1件目の事故は29日午前11時6分頃、上越市藤野新田の道路上を走行していた軽トラックの右側面に体長約1メートルのイノシシが衝突しました。
イノシシはその2分後、100メートルほど離れた上越市下門前の道路上で走行中の軽乗用車と正面衝突し、近くを流れる川を渡っていったということです。
この2件の事故でけが人はいませんでした。

さらに2件目の事故から2分後、川を挟んで反対側の上越市新光町3丁目の道路上で走行中の自転車と衝突。自転車に乗っていた上越市内に住む男性(50代)はぶつかった衝撃で倒され、両足のすねのあたりを擦りむくけがをしました。

警察は事故があった現場周辺で警戒するとともに、上越市教育委員会に対し児童・生徒の見守り活動を行うよう呼び掛けています。