スマート農業の先進国オランダのウエストラント市長が青森県むつ市を訪れ、農業政策について意見を交わし、構想を掲げる「世界園芸地域連合」への参加を呼びかけました。

28日、むつ市を訪れたのは、オランダ・ウエストラント市のブーケ・アーレンズ市長たち5人です。

アーレンズ市長は、山本市長と農業政策などについて意見を交わしたほか、ウエストラント市が構想を掲げている「世界園芸地域連合」に、むつ市も参加してほしいと述べました。

むつ市 山本知也 市長
「初めてウエストラント市長が来てくれましたけれども、これからウエストラント市を中心に、園芸農業のネットワークを作るということでありますので、様々な地域で行われている園芸農業のノウハウというものを、むつ市としても吸収したい」

意見交換のあと、アーレンズ市長たちは、オランダの技術を取り入れて2024年5月から稼働している「寅福むつ農場」を訪れ、ハウス栽培の状況などを視察しました。