青森県内に住む60代の女性が、警察をかたる男らから約2100万円相当の暗号資産をだまし取られる被害がありました。

警察によりますと、8月21日、県内に住む60代女性の固定電話に着信があり、NTTを名乗る男から「あなたの偽造免許が利用され、不正の携帯電話契約がされている」と伝えられました。

その後、「大阪府警のミシマ」を名乗る男とのLINEのビデオ通話に誘導され、「あなたが犯人でないことを示すために紙幣調査をしなければならない」と言われ、女性は指示に従って2101万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送りました。

女性はミシマを名乗る男と連絡が取れなくなり、大阪府警に確認したことで被害に気づきました。

警察は、警察官が現金や暗号資産を要求することは絶対にないとし、不審な電話に1人で対応しないよう呼びかけています。