若い世代にものづくりの楽しさを知ってもらおうと木工職人による出前授業が、大分市の高校で行われました。
この出前授業は、県職業能力開発協会が教育プログラムの一環として実施したもので、鶴崎工業高校の1年生と2年生、合わせて74人が参加しました。

家具製作の授業では、厚生労働省から「ものづくりマイスター」に認定されている木工職人の高野二郎さんが講師を務め、職人を目指したきっかけや仕事の魅力について話しました。生徒たちは実際に「カンナ削り」を体験し、ものづくりの楽しさや難しさを感じていたようです。
(生徒)「職人さんの腕を実感できてとてもよい時間になりました」「実際やってみたら、結構難しくてすごいなって思いました」「僕も家具を作る仕事に就きたいので、滑らかに手触りが良いようなカンナがけができたらなと思います」
10月には豊後大野市の三重総合高校でもフラワーデザイナーによる出前授業が行われるということです。