自動車メーカーのマツダが先月の国内生産実績を発表しました。アメリカ・トランプ政権の関税措置が続く中、生産を抑制していたため去年の同じ月より大きく減少しました。

マツダによりますと、7月の国内生産は去年の同じ月に比べて27・9パーセント少ない5万6637台で、6か月連続の減少となりました。なかでも、山口県の防府工場での生産は1万9547台と、去年の同じ月に比べて39・6%と大きく減少しています。要因として「トランプ政権の関税措置など不透明な経済状況の中で、アメリカ国内に在庫が十分あり、北米向けのSUV CX-90などの生産を抑えたため」としています。
また、世界販売台数は去年の同じ月より5.6パーセント増え、11万1269台となりました。なかでもアメリカでの販売台数は13パーセント増え、4万5057台で3か月ぶりの増加となっています。CX-50やCX-90などの販売が好調なためとしています。














