核兵器廃絶を無言で訴える表現活動も・・・ダメ?
ダイ・インは、1970年代から核兵器廃絶や、核実験反対を訴えるためにアメリカやヨーロッパ各地で実施。

広島では1981年から毎年、原爆の投下時刻に行われてきました。初めての年は150人ほど。翌年は倍のおよそ300人が参加したそうです。
ダイ・インの実行委員会(8・6ヒロシマ平和へのつどい2025実行委員会)
久野成章事務局長
「その原爆ドーム前は、私たちは1981年からいろんな平和に関する主張をしてきた場所です。単に私たちのグループだけじゃなくて、いろんなグループが様々な主張をする市民が表現できる場だった。で、式典とは対象的に非常に開放された自由な場だったんです」

実行委員会は去年、反核団体などとともに入場規制の撤回を求める共同声明を発表し、1万2千筆を超える署名を広島市に提出しています。
一方、市民は…。
男性
「色んな考え方があると思いますけど、やはり厳粛に会(式典)が行われるようにということで、規制は当然だと思いますし、それに従って、静かにこの日を過ごせるように」
女性
「昔はそんなこと(規制)はなかったと思うんですけど、色々な危険なことがあってはいけないので」