ただ、ウイルスがいないメリットがある反面、太陽光が届かない深海の水のため、カキのエサとなる植物プランクトンもいないという課題がありました。
ジーオー・ファーム大澤克磨さん
「通常の海ですと、表層にいっぱいプランクトンがいて、カキは十分にご飯を食べられるけど、深海にはエサがいないので、自分たちでカキとは別にエサを作る」
カキの陸上養殖で最もコストがかかるのが、エサの生産。エサは人工的に作る事ができません。ジーオー・ファームでは、エサとなるプランクトンを人工的に培養することに成功。購入ではなく培養を実現したことで、コストカットにもつながりました。
ジーオー・ファーム鷲足恭子 副社長:
「ダントツの取水量がある日本一の海洋深層水と、カキのエサに関しては植物プランクトンで光合成をしてどんどん増えていくので、強烈な太陽の日差しがあるところというと久米島しかない」














