農薬散布に活用される産業用無人ヘリコプターの競技会が金ケ崎町で開かれ地域の農業を支えるオペレーターたちが操縦の技を競いました。

これは産業用無人ヘリコプターの飛行技術の向上と安全意識の啓発を目的に、NOSAI岩手や無人ヘリコプターのメーカーらで構成する協議会が毎年開いているものです。
28日は県内各地からオペレーターとナビゲーター2人1組の14チームが参加し、農薬の代わりに水を使って散布を行いました。

決められた範囲に正確かつ均一な濃度で散布するため、競技者はコースに加えヘリコプターの高さや速度に気を配りながらコントローラーを操っていました。
水田などへの農薬散布は個人でドローンを購入し散布するケースも増えていますが、産業用無人ヘリコプターは広範囲に散布が可能なため、県内での散布面積はドローンをはるかに上回る年間およそ2万ヘクタールに上ります。

(参加者は)
「事故が怖いので、電線とか電柱、あとは人身事故とかないように細心の注意を払ってやっています。(きょう使ったヘリコプターは普段使っているのと同型?)同じ機種です。(おいくらくらいする?)1600万円」

優秀な成績を修めた4チームは11月に栃木県で行われる全国大会に出場します。














