メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が1番ピッチャーの二刀流で先発し、ドジャース移籍後初となる勝利投手となりました。
エンゼルス時代の2023年8月以来、実に2年ぶりの勝ち星です。

日本時間28日行われた本拠地でのレッズ戦に先発登板した大谷。
その立ち上がり、先頭にいきなりヒットを許してしまいます。
しかし続くバッターを二者連続三振に切ってとると、4人目をセンターフライに打ち取り無失点に抑えます。
2回には連続フォアボールで、1アウト1・2塁と得点圏にランナーを背負いますがここも後続を二者連続三振に仕留め切り抜けます。
3回にソロホームランを浴びて1点を失ったものの、投手復帰後最長となる5回を投げ切り、打たれたヒットは2本だけ。
今季最多の9奪三振と圧巻のピッチングを見せました。
一方バッター大谷は4回、先頭で迎えた第2打席、ライト前ヒットを放ちます。
これが口火となって、ドジャースはこの回一挙4得点をあげ、勝ち越しに成功。
8回の第5打席では、レフトへの大飛球にスタジアムが沸きますが、惜しくももうひと伸び足りませんでした。
大谷、28日は5打数1安打でした。

試合はドジャースのリリーフ陣も踏ん張り5対1でレッズに勝利。大谷はドジャース移籍後初、2023年8月以来749日ぶりとなる勝利投手となりました。