きのう夜、埼玉県坂戸市で突風が吹いたとみられ、建物の屋根が飛ばされたり、電柱が倒れたりする被害が出ました。気象台や市などが当時の風の強さや被害の状況を調べています。

建物の屋根が飛ばされ、骨組みがあらわになっています。電柱も倒れて屋根の下敷きになっています。

きのう午後8時ごろ、坂戸市青木の田畑が広がる地域で「ニワトリ小屋の屋根が倒れて道路をふさいでいる」と坂戸市に連絡がありました。

市によりますと、養鶏場の屋根が突風で道路に飛ばされ、電線や5本の電柱を巻き込んだということです。けが人はいませんでしたが、屋根が飛ばされた養鶏場にはおよそ600羽のニワトリがいて、被害の状況を確認しています。

この影響で坂戸市では、一時770軒ほどが停電しました。

気象台や市などが当時の風の強さや被害の状況を調べています。