青森県内に住む50代の女性が、AIで作られたとみられるユーチューバーを装った広告を通して投資を勧められ、6000万円余りをだまし取られる被害がありました。

県内に住む50代の女性は2025年6月、YouTubeに表示された実在するユーチューバーによく似た人物が投資を勧める偽の動画広告を通して、個人名のLINEアカウントとやりとりをするようになりました。

女性は、紹介された投資アプリで指定された口座に100万円を振り込みました。

アプリ上で利益が出ると女性は「富裕層資産形成計画」というグループに招待され、追加で8月21日までに10回にわたり総額6040万円を振り込みました。

出金手続きをした際に凍結された口座の解除手数料として、2000万円を求められて被害に気付きました。

警察によりますと、ユーチューバーを装った広告はAIで作られたとみられ、全国でも同様の被害が相次いでいるということです。