自民党の農政に対する信頼を回復できるのでしょうか。
「コメは買ったことがない」などの失言で辞任した宮崎2区選出の衆議院議員、江藤拓前農林水産大臣が自民党でコメ政策などを議論する新しい組織のトップに就任しました。

江藤拓前農水大臣が就任したのは、自民党の新しい組織「農業構造転換推進委員会」の委員長です。

委員会は、コメ政策を中心に議論するもので、需給の見通しの新たな算出方法や水田政策の見直しなどの提言に向けて、来月から本格的に動き出します。

(委員長に就任 江藤拓前農水大臣)
「この瞬間も汗を流して働いている農家の生の声を全国から拾い集めてどのような政策転換を政治に期待するのか、その声をしっかり聞いてもらって、委員会にあげていただけたらありがたいと思う」

江藤前農水大臣は、「コメは買ったことがない」「売るほどある」などの失言で今年5月に大臣を辞任しています。

(江藤拓前農水大臣)
「多くの同僚から私がやるべきだという意見をもらって覚悟を持って引き受けることにした」

この党内人事に地元からは・・・

(日向市民)
「疑問に思う。また出たのがおかしいくらい。一回控えるぐらいのことしないと」
「信じられない。一生懸命応援していて、こういうことになったのでがっかりしていたので」
「日向市出身だから、いろんなことに上に上がっていって日向のことをよくしていただきたいという要望はある」
「頑張ってほしい。農業に関しては知識が多いんじゃないか」

自民党の農政に対する信頼をどのように回復できるのか焦点となりそうです。