クマの出没により、青森県弘前市は26日に続いて、27日も立ち入りの制限を発表しました。今回は世界文化遺産の構成資産の1つ「大森勝山遺跡」で、当面の間、閉鎖するとしています。

世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の1つである「大森勝山遺跡」について、弘前市は当面の間、立入禁止にすると発表しました。

27日午前8時ごろ、遺跡付近でクマ3頭が目撃され、訪れた人の安全を確保するための対応としています。

再開時期は、クマの目撃状況などから総合的に判断する予定です。

弘前市は26日、クマの出没によって「弥生いこいの広場」を9月から営業休止にすることなどを決めていて、立ち入りの禁止はこれで4つ目になります。