
(劇中より カニのシーン)
「♪クラムボンは笑ったよ(クラムボンはカプカプ笑ったよ)」

宮沢賢治の童話「やまなし」をモチーフにしたシーンで、カニの兄弟を演じる三浦叶子さんは大船渡市の出身です。

(三浦叶子さん)
「クラムボンのカニの弟を演じさせていただくんですけど。どうカニの動きにすればいいのかっていうのは、とても悩みました。割と初めの方に出てくるシーンなのでとってもドキドキしながら、いつも出ていってます。とっても心温まる導入というか、すごくお客様も見てて安心できるシーンから入るんじゃないかなというのは思うので」

(劇中より 親子グマのシーン)
「おっかさん。おっかさん。(雪ではないよ、あそこだけ)」

また三浦さんとともにクマの親子を演じる北上市出身の佐藤千明さんは、表現者としての活動の原点には障害のある人たちとの交流があったと話します。

(佐藤千明さん)
「教育実習で、特別支援学校の生徒さんと一緒に関わる機会がありまして、そこの障害のある生徒さんが思い切りなんか太鼓を叩いたりとか、声を出したりとか、動いたりしてて。私はこういうふうになりたかったんだ。っていうふうにすごく感じてそれが表現者としての原点というか」














