障害のある作家のアート作品を発信するヘラルボニーと、秋田県を中心に活動する劇団わらび座がコラボレーションしたミュージカルの公演が、この週末、盛岡市で行われます。宮沢賢治の世界を表現した舞台の魅力をひと足早くお伝えします。

ヘラルボニーとわらび座がタッグを組んだミュージカル「真昼の星めぐり」は、全国各地での公演が予定されていて、9日と10日にはわらび座のお膝元でもある秋田県で披露されました。

とある高校の教室のシーンから始まる舞台は、同じ高校に通う幼馴染の2人が迷い込んだ不思議の国「イーハトーブ」で、さまざまな出会いを通して失った大切なものを探すストーリーです。