県内の新型コロナウイルス新規感染者数が急増している鳥取県は24日、4市と合同の対策会議を開きました。

鳥取県 平井伸治知事
「急拡大の局面に明らかに入っている」

県内では全国と同じく、BF.5とBA.5.2による感染が多いということとですが、ケンタウルスと呼ばれる新系統の変異株やBQ1.1系統なども今月県内で初めて確認されたことが報告されました。

県内では高齢者施設や学校、保育所でのクラスターが多く発生していている上、一般事業所でのクラスターも増加していることから、県は基本的な感染防止対策の徹底など、特措法に基づく県民への要請を来年1月13日まで延長することを決めました。

また、重症化が懸念されるインフルエンザとコロナの同時感染、「フルロナ」の対策のため、国が認証した塩野義製薬の飲み薬、ゾコーバの初期段階からの活用に乗り出します。

加えて、県内111か所で行っている無料検査を来年1月13日まで延長することを決めました。