夏休み明けは子どもたちがストレスを感じやすい時期でもあります。命を絶ってしまった全国の小・中・高校生の数は、8月後半から9月にかけて増加しています。この時期、子どもたちの異変を見逃さないことが大切です。
最悪のケースを防ぐために家庭や身近な大人はどうしたらよいのでしょうか。長年、子どもたちの相談を受けるNPOの理事長に聞きました。
広島市にあるNPO法人「ひろしまチャイルドライン」。高校3年生(18歳以下)までの子どもたちに、電話やチャットで相談に応じています。昨年度は1万4000件を超える相談を受けました。

ひろしまチャイルドライン 上野和子 理事長は
「お父さんお母さんから暴力をふるわれてしんどいとか。いきなり『死にたい』という言葉が出ることもあります。これまで仲良くしていた友だちが急に冷たくなり『もう学校にも行きたくないし死ぬしかないと思っている』などと入ってくる」
夏休み明けは生活リズムが変わり、子どもたちにとってストレスを感じやすい時期でもあります。上野さんは、子どもの異変を見逃さないでほしいと話します。
ひろしまチャイルドライン 上野和子 理事長
「毎日のご飯、ご飯を食べる量、食べ方、朝起きるのがなかなか起きてこなくなったとか。日頃から分かっていないと、その変化には気づけないと思うのです」

大切なのは、普段から子どもに寄り添い、見守り続けること。上野さんはチャイルドラインなどの相談機関の存在も、ぜひ知ってほしいと考えています。
ひろしまチャイルドライン 上野和子 理事長
「家や自分のことを知らない人に話してはいけないと。そういう風に考えてしまう。子ども時代には。いや、そうじゃないと。私たちのような相談場所は、しっかり話を聞くので、相談してみてもいい」
◇ ◇ ◇
上野さんによりますと、子どもが話しかけても大人は「いま忙しいから」と答えがち。でもそれで子どもは「二度と言わなくなる」とのこと。子どもに寄り添う大切さを改めて心に留めたい。ひろしまチャイルドラインでは、9月4日までは前後1時間、時間を延長して午後3時から午後10時まで相談を受け付けています。通話料無料 0120ー99ー7777















