12年前から、校舎で「肝試し」を実施している小学校があります。
保護者や教員たちが手作りでつくりあげた1日限りの「お化け屋敷。毎年人気のイベントで、お化け役もお父さんや先生です。
5時間で600人近くの子供たちが肝試しに訪れました。
さて、子供たちの反応は。
夏祭りの人気イベント

8月23日、佐賀市の高木瀬小学校で開かれた夏祭り。
暗闇に包まれた校舎ではあちこちから叫び声や悲鳴が聞こえていました。

「わー!」「キャー」
今年で10回目を迎えた「肝試し」です。
Q何が怖かった?
子供「ぜんぶ~」子供「あーもーいるそこに」
この「校舎で肝試し」、イベントの企画・運営にあたるのはPTAの父親委員会に所属する54人のお父さんたちです。

高木瀬小学校PTA 東泊誠二 父親委員長「自分の子というよりも学校の子供全員を何かしら楽しませてあげよう、思い出作りをしてあげよう、という気持ちです」
窓を黒いシートで塞いで 破れた障子も小道具に

肝試し当日、お父さんたちは朝から忙しく準備をしていました。
「道具を全部みんなでこっちに運び出す感じで」
「きょう一日よろしくお願いします」

肝試しは日が沈む前の午後3時からスタートするため、校舎のあらゆる窓を黒いシートで塞ぐことから始まります。
父親「真っ暗にします、中が見えないぐらい真っ暗にします、子どもたちの恐怖が楽しいので」
雰囲気を出すための小道具は、廃材をもらってきたり、職場で不要になったものを活用したりしています。破れた障子や提灯も、演出のために使うもの。
 
   
  













