田中角栄元総理の半生を描いて東京や新潟で上演された舞台の番外編・闇の将軍外伝『深闇、郷に還る』が2026年2月に新潟市で上演されることになり、新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)でオーディションが行われました。

今回の舞台は、2024年1月にりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館の劇場でも上演された『闇の将軍 四部作』の番外編で、“鉄の団結”と評された後援会・越山会と田中角栄元総理との交流が描かれます。

田中元総理と事務所スタッフの2人はプロの劇団員が演じますが、残りの出演者は今回のオーディションで選ぶということです。

【JACROW代表 脚本家・演出家 中村ノブアキさん】
「前回の公演で、最後グランドフィナーレの拍手がすごかった。こんなに新潟の人が応援してくれてる作品なんだと思って、もう一回その拍手に応えたいと思った」

23・24日の2日間にわたって行われたオーディションには、新潟県内を中心に合わせて55人が参加しました。
【大学生(女性)】
「すごく緊張していました」
「始まったら始まったで、すごく楽しんじゃいました」
【70代(男性)】
「みんな競争相手だけど、芝居が好きな人たちが本気で、ある時間を一緒に過ごすって、やっぱり楽しいですね」

闇の将軍外伝『深闇、郷に還る』の稽古は12月から始まり、2026年2月7・8日に、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館の能楽堂で上演される予定です。