JR東海・JR西日本・JR九州は25日、山陽新幹線・東海道新幹線で使われているネット予約サービス「エクスプレス予約」のサービスの一部を変更すると発表しました。

チケットレス乗車サービスの変更について

○【2027年夏頃めど】「EX-ICカード」による乗車サービスを終了し、「交通系ICカード」による乗車サービスに統一

新幹線でのチケットレス乗車のため、「エクスプレス予約」入会時に「EX-ICカード」が会員に配付されますが、2021年3月より「交通系ICカード(モバイルSuica・モバイルICOCA・モバイルPASMO含む)」を登録することで、「交通系ICカード」1枚で新幹線と在来線をチケットレス乗車できるようになりました。
このため、2027年夏頃を目途に「EX-ICカード」による乗車サービスを終了し、「交通系ICカード」による乗車サービスに統一されます。
3社は、引き続き新幹線のチケットレス乗車を利用する場合は、「EX-ICカード」による乗車サービス終了までに、「交通系ICカード」を登録するよう呼びかけています。

○【2026年夏頃めど】「EX-ICカード」の新規発行および再発行の受付を終了

2026年夏以降、「エクスプレス予約」に新規入会する会員への「EX-ICカード」の発行が終了します。すでに「EX-ICカード」を持っている会員で、紛失や磁気不良などによる再発行についても、受付終了となります。
また「EX-ICカード」発行終了に伴い、「エクスプレス予約」の会員登録手続き方法も変更となります。サービスの詳細は決まり次第、ホームページなどでお知らせするということです。
一部の会員に発行している交通系ICカード機能つきの「EX-ICカード(TOICA機能付き)」についても、新規発行および再発行受付が終了します。また、「エクスプレス予約」サイト内の「TOICA履歴サービス」も終了となります。

「EXご利用票(座席のご案内)」の発行終了について

〇【2026年夏頃めど】「EXご利用票(座席のご案内)」の発行を終了

「エクスプレス予約」でチケットレス乗車を利用する際に、新幹線の自動改札機から「EXご利用票(座席のご案内)」が発行されていますが、2026年夏頃を目途に発行終了となります。「スマートEX」についても発行終了の予定です。

発行終了後は「EXアプリ」上で、予約座席を確認できるサービスが提供される予定となっています。サービスの詳細は、決まり次第エクスプレス予約ホームページなどでお知らせするということです。