2月26日に岩手県大船渡市で発生した大規模山林火災から26日で半年となります。
住宅の再建や、被災林の再生に向けた取り組みは始まったばかリです。

2月26日に大船渡市赤崎町合足地区で発生した山林火災の焼損面積は、平成以降で国内最大規模となるおよそ3370ヘクタールに上りました。
住宅90棟を含む226棟の建物被害をはじめ、基幹産業の水産業にも大きな被害を出しました。

全壊15棟を含む住まい26棟に被害が出た大船渡市三陸町綾里の港地区では、23日時点で大きく被災したエリアの半分ほどが公費解体を終え、更地となりました。
市内2か所に整備された建設型の応急仮設住宅に26世帯が入居したほか、みなし仮設や公営住宅での生活を送っています。

広大な山林の再生に向けて復旧は始まったばかりで長い道のりとなります。