解体が進められている福島市の市民会館で、23日、解体作業の見学会が行われました。
これは、福島市内の有限会社エヌオーエーが、解体作業への理解を目的に企画したもので、近隣の住民や福島大学付属小学校の児童など約70人が参加し、普段見ることができない解体現場を間近で見学しました。
福島市民会館は1972年に開館、敷地内には茶室「偕楽亭」もあり、長年福島市民に親しまれてきましたが、老朽化のため、今年1月に閉館し、解体作業が進められています。

見学会では、高所作業車の搭乗体験や、小型重機の体験コーナーなどもあり、実際に子どもたちがショベルカーの運転席に座って、アームを動かし、風船を割るなどの体験をしました。

福島市民会館は、来年6月ごろにすべての解体を終える予定で、跡地には福島市消防本部の新庁舎が建設される予定です。














