酒と旅をこよなく愛した宮崎を代表する歌人、若山牧水が生まれて今年で140年です。宮崎県延岡市では恒例の生誕祭がありました。

日向市東郷町出身の、若山牧水は、11歳から18歳までを延岡で過ごしました。

生誕祭では節目の生誕140年を記念して、まず「マンガ若山牧水・延岡編」が年内に刊行されることが、報告されました。

このあと、出席者の代表が牧水の短歌を朗詠したあと参加者たちは、牧水の銅像に酒を捧げ偉業をしのびました。

(若山牧水延岡顕彰会 山本行一会長)
「今年、マンガ本も発行しますが、いろんなことを1つづつ積み重ねていって、1つ1つ顕彰活動を充実するようにしたい」

若山牧水は、生涯でおよそ9000首の歌を詠んだとされ、全国におよそ300基の歌碑が残されています。

【参考】
140周年記念事業として延岡市出身の漫画家、しいやみつのり氏の「マンガ若山牧水・延岡編」を年内に発行、市内の学校に配布する予定。