24日告示された任期満了に伴う八代市長選挙は、現職と新人の一騎打ちとなりました。
八代市選挙管理委員会によりますと、八代市長選挙に立候補したのは、届け出順に現職で4期目を目指す中村博生(なかむら・ひろお)候補(66)と 新人で元副知事の小野泰輔(おの・たいすけ)候補(51)のいずれも無所属の2人です。
現職の中村候補の出陣式には 推薦する自民党・公明党所属の国会議員をはじめ、周辺市町村の首長など約800人が参加しました。
「八代をどんどん今から進めるのは 私しかいないと思います。自信をもって4期目もやらせてくださいよ」【無・現 中村博生候補(66)】
中村候補は先日の大雨被害を受け「災害に強いまちづくりを進める」と強調、「国や県との連携、信頼関係を生かし八代の発展に繋げたい」と力を込めました。
元熊本県副知事で新人の小野候補(51)は、先日の記録的大雨で被害が大きかった千丁町(せんちょうまち)で支援者を前に早期復旧への思いを訴えました。
「八代の災害の特徴を踏まえた支援策を求めていく。私が市長になったらすぐに着手していく」【無・新 小野泰輔候補(51)】
また小野候補は、税金の使い道や市政課題の進捗状況など市民への情報公開を徹底し、「透明性の高い市政を目指す」と意気込みました。
今回の選挙戦では県北と県南の経済格差が指摘されている中で、県南のけん引役である八代市の経済浮揚をどのようにはかるのか、また8月発生した記録的大雨からの復旧・復興の進め方や防災策などが争点になると見られます。
投票は、8月31日です。※有権者数 9万8657人 (23日時点)














