障害のある人が作った詩に曲をつけて演奏する恒例の「わたぼうしコンサート」が、宮崎市で開かれました。

去年8月に県内で発生した地震の影響で延期され、2年ぶりに開催されたわたぼうし宮崎コンサート。

舞台ではまず、障害者やその家族などから寄せられた52の詩の中から入選した6つの作品の作詩者と、それに曲をつけた作曲者が紹介されました。

詩には障害のある人が暮らしの中で感じた想いや生きることの大切さがつづられていて、集まったおよそ300人の観客に演奏が披露されました。

また今回は、長年コンサートに参加してきた発達障害のピアニスト野田あすかさんも特別出演しました。

曲が演奏されるたびに、会場は温かな拍手と感動に包まれていました。