広島で被爆し無念の死を遂げた県内出身の元宝塚俳優、園井恵子の朗読劇が23日、盛岡市で行われました。

朗読劇「園井恵子と桜隊」は、盛岡市のNPO法人が戦後80年に合わせて企画したもので、23日は90人余りが鑑賞しました。園井は宝塚退団後に在籍していた移動演劇隊「桜隊」の公演先の広島で被爆し、その半月後に32歳で亡くなりました。鑑賞した人たちは園井の人生を通して、平和の尊さについて考えていました。朗読劇は24日も午後2時から市内で行われますが、チケットはすでに完売しているということです。