青森県西目屋村で白神山地のブナ林を望む散策道「暗門渓谷ルート」が大雨被害を受け、村は今シーズンの通行を終了することを決めました。

暗門渓谷ルートは、世界自然遺産「白神山地」の名所の1つ、「暗門の滝」につながる散策道で、例年6月下旬~11月上旬まで通行することができます。

西目屋村によりますと8月17日に大雨が降り、洪水が発生したため、暗門渓谷ルートの歩道が壊れたほか、落石や土砂崩れ、それに倒木が多数あったということです。

村は、ルートの復旧に1か月以上かかることが見込まれるため、今シーズンの通行を終了することを決めました。

暗門渓谷ルートは、2026年の雪解け後に復旧作業が行われる予定で、紅葉を楽しめるブナ林の散策道は現在も通常通り通行できるということです。