八ヶ岳連峰の硫黄岳で22日、両親と山小屋に泊まっていた東京都の小学生の男の子が、発熱で動けなくなり、救助されました。

救助されたのは、東京都足立区に住む8歳の小学生の男の子です。

茅野警察署によりますと、男の子は、両親とともに、標高およそ2300メートルの硫黄岳付近の山小屋に宿泊していましたが、発熱と頭痛で動けなくなり、22日の午前7時過ぎに両親が救助を要請しました。

諏訪地区の山岳遭難防止対策協会救助隊が出動し、男の子を背負って、午前9時前に、麓の茅野市の桜平登山口まで下ろしました。

男の子は、21日に、下山した桜平登山口から両親と3人で入山していました。