アメリカの美術家たちが平和をテーマに描いた絵画展が長崎市で開かれています。

作品を手がけたのはアメリカ在住で様々な国籍のアーティストたち。人種や国籍を越え、平和を願う26作品が長崎市役所で展示されています。

長崎で被爆した画家の故・坂田英夫さんがアメリカに移住後、立ち上げた美術家団体の活動を長崎の人にも届けようと2年前から開かれています。

主催者の石田久美さんは「作品を見ながら戦争・平和を感じるきっかけになればと展示している」「芸術を通して国と国が親しく身近に感じるようになれば平和につながるんじゃないか」と話していました。

世界平和への願いが込められた絵画展は今月28日まで長崎市役所19階で開かれています。