愛媛県の9月補正予算案の最終調整「知事査定」が22日に行われ中村知事は、防災減災対策に最重点で取り組む考えを示しました。

(愛媛県 中村時広 知事)
「まずは何よりも大規模災害に備えた防災減災対策ここに力を入れたい」

査定開始を前に中村知事は、9月補正予算で取り組みたい防災減災対策について、被災者支援連携システムの市・町との共同導入、避難道路や河川・砂防施設の整備などを挙げました。

また、公約に掲げている地域経済の活性化へ、物価高騰が収まらない中、上昇コストを販売価格に適切に反映できるような事業者への支援や、市場規模が拡大する半導体をはじめとした、先端成長産業の誘致なども進めたい考えです。

このほか、医療・介護支援や離島地域の航路維持などにも取り組む方針で、予算額は去年の106億7000万円と、同じ規模になる見込みです。