1日に6時間くらいスマホを見ているという安住紳一郎アナ。これを半分ぐらいに減らしたいと「操作のスピードを上げている」とのことですが、今、ほんのひと手間で“脱スマホ”ができる方法が注目されています。

スマホを1日何時間使っていますか?

「電車に乗っている時はずっと見ている。7時間37分」(20代女性)
「6時間12分。びっくりした」(40代女性)

街で100人に調査したところ、1日の平均スマホ使用時間は「6時間53分」という結果に。中には10時間以上という人も。

14時間11分という20代女性は「LINEが2時間27分、Xが1時間59分でインスタが1時間6分」とのこと。
そして100人の中で最長だったのは…

20代女性:
「16時間41分。やばくない!?いま卒論が宿題で、ChatGPTに文章作ってもらってそれを見ながら打ってるので。やばい」

子どもも「勉強」より「スマホ」

全国の小中学生を対象にした文部科学省の調査では、「勉強」にかける時間より「スマートフォン」に費やす時間のほうが長いという結果も出ています。

▼学校の外での過ごし方(1日あたり・2024年度)
小6:【勉強】1時間3分 【スマホ】1時間5分
中3:【勉強】1時間23分 【スマホ】1時間56分

夏休み中の子どもたちに聞いてみると、10歳女子は「4時間56分」。別の10歳女子は「土日は8時間以上見ている」とのこと。

13歳男子の母親:
「一応使用時間の設定が2時間半だけど、結局『時間を追加して』っていう連絡が来る」

ちなみにこのお母さん、自身の使用時間は「体感5時間」と話していましたが、実際は「13時間22分」でした。

ひと手間で「スマホ時間をとっぱらう」

大人も子どもも、知らず知らずのうちにスマホへの依存が高まるなか、“脱スマホ”の対策をする人も。

10代女性:
「適当な“箱に入れて”勉強が終わるまでは開かない」

20代女性:
「インスタはアプリだとすぐにアクセスするから“ブラウザから見ている”。ワンステップあるからアクセスしづらい」

他にも、“生体認証のオフ”“パスコードの複雑化”などで「ログインにひと手間をかける」という人もいました。

そんな中、世界で30万部突破のベストセラーとなっているのが「とっぱらう―自分の時間を取り戻す『完璧な習慣』」(ダイヤモンド社/税込1650円)です。

スマホ・タブレット・SNSなどから解放されるための方法が紹介されていて、ほんのわずかなひと手間で“スマホ時間をとっぱらえる”とのこと。例えば…

【脱スマホ初級編】
〔1〕スマホに入っている全てのアプリの「通知」をオフ
〔2〕ホーム画面の1ページ目を「からっぽ」にする

書籍の発売前に、実際に編集者も初級編の2つ+「SNSのログアウト」を試してみたところ…

『ダイヤモンド社』書籍編集局 秋岡敬子さん:
「めちゃくちゃ効果があった。以前は土日とかだと1日12時間くらい、とにかく見るみたいな。実践後は、1日に1時間くらいしか見ていない」