福島県会津若松市のパチンコ店からおよそ2800万円が盗まれた事件で、犯行に使われたおもちゃの拳銃は、容疑者らが強盗を装うために県内のディスカウントショップで購入したとみられることが新たに分かりました。
この事件は12日、会津若松市のパチンコ店で、この店の従業員真鍋一皐容疑者と、桑折町の専門学校生の男、宮城県多賀城市の村山廉容疑者の3人が共謀し、強盗を装って現金およそ2800万円を盗んだ疑いで逮捕されたものです。
警察によりますと、専門学校生の男が実行役、村山容疑者が運転手役とみられていて、2人は事件前日の夜に県内で合流し、車で会津若松市に向かったということです。
また、強盗を装うために使われたおもちゃの拳銃は、容疑者らが現場に向かう途中、県内のディスカウントショップで購入したとみられることが新たに分かりました。
警察は、事件の指示役として匿名流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」が関わっている可能性があるとみて、捜査しています。