トカラ列島近海で群発地震を観測して2か月です。
21日は島内の学校も出校日で、少しずつ日常を取り戻しつつあります。

トカラ列島では6月21日以降、地震が続いていて、この2か月で、十島村では震度1以上を2200回以上観測しています。

悪石島では、先月3日に一連の地震で最大の震度6弱を観測。今月15日には震度3を2回観測、きょう21日は震度1が1回です。
義務教育学校の悪石島学園でも、21日は出校日でした。実家に戻っている山海留学生はオンラインで参加したということです。
(悪石島学園・當房芳朗校長)「学校に来た子どもたちも、オンラインでつながった子どもたちも元気で笑顔の表情が見られて、とてもうれしい。(地震の)回数は減ってきているが、時折、震度3があったり、ほかの地域でも地震があったりするので、引き続きも備える必要がある」
気象台は「地震回数は減っているものの、活動は続いているため、今後も注意してほしい」と呼びかけています。